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5線式抵抗膜方式タッチパネルの座標検出原理
5線式抵抗膜方式タッチパネルは、透明抵抗膜(導電膜)が設けられた素材(主にフィルムやガラス)を透明電極間が向い合う方向に貼り合わせ、指或いはペンで押した時透明電極膜同士が接触することによってタッチパネル入力が行われます。この上下に向い合った素材は、一方でX/Y平面座標回路を構成し、もう一方で検出回路を構成します。

X座標測定時、タッチパネルコントローラは平面座標回路上のコーナー部に設けられた四箇所の電極の内、二箇所の電極をVcc、もう二箇所の電極をグランドとし電圧を供給します。この状態でタッチパネルを入力(押下)すると平面座標回路の透明抵抗膜と検出回路の透明抵抗膜が接触し、入力した点(xl)のX平面座標回路の電圧が検出回路の電極で検出されます(A_in)。この電圧値はVcc電極側では大きくなり、E点ではA_in = Vccとなります※。
グランド電極側では検出電圧値は小さくなり、A点ではA_in = 0V※となります。タッチパネルコントローラは、このA_inの電圧値からA/D変換を行い、座標データを算出します。

同様に、平面座標回路を直行方向に電圧を印加し、これをY座標として測定し、これらを交互に繰り返すことにより入力点の座標値を決定します。
※コントローラ回路、タッチパネル内に於ける損失を除く。現実には回路中で損失が発生する為、実際の電圧検出幅はVcc - GNDより小さくなります。
| xl | A_in | 出力座標データ例 |
| A | 0V | 0000h (最小) |
| B | 1.25V | 00FFh |
| C | 2.5V | 01FFh |
| D | 3.75V | 02FFh |
| E | 5V | 03FFh (最大) |
【2006年1月30日掲載】