技術関連情報

覗き見防止フィルムについて

1:覗き見防止フィルムとは

覗き見防止フィルムとは、ルーバーフィルムによる可視角制御により、各種ディスプレイの前面に置くことで以下の機能を持つフィルムを指します。

  • @内部光の射出方向や可視範囲をコントロールし、横からの覗き込みや不要部分への映り込みを阻止する。
  • A外部からの光を遮断し、表示のコントラストを向上させる。

図1:覗き見防止フィルムの標準的構造


2:覗き見防止フィルムの特性を示す仕様

覗き見防止フィルムの特性を示す仕様として「ルーバー角」「可視角」「バイアス角」「最大全光線透過率」の4つが挙げられます。
最大全光線透過率以外は製品群からの選択が可能です。

<定義:メーカ資料より参照>

  • ルーバー角
       
    • 面上から入射光を見たときに、最も全光線透過率が高くなる入射角のこと。
    •  
    • アプリケーションによって必要な場合があるが、通常は特に設定しないことが多い。
  • 可視角
       
    • 面上から入射光を見たときに、全光線透過率が最大全光線透過率の5%以上となる入射角の範囲のこと。
  • バイアス角
       
    • 面上から見たときの外形とルーバー遮光板の長手方向で成される角度のこと。
    •  
    • 表示器〔特に液晶〕と重ねたときに発生するモアレを予防する為に設ける。
  • 最大全光線透過率
       
    • 面上から入射光を見たときの全光線透過率の最大値。
    •  
    • 面上からルーバー角の分だけ傾けたときの全光線透過率が相当する。

3:覗き見防止フィルムの製品仕様
総厚
[o]
最大全光線
透過率[%]
ルーバー角
[°]
可視角
[°]
バイアス角
(メーカ推奨)[°]
表面処理 サイズ
[インチ]
裏面
0.42±0.07 90±5 0 30,60,90 8°以上 ・無し
・アンチグレア
19以下 ・接着剤無し
・接着剤付き
・自己粘着層

表1:覗き見防止フィルムの製品仕様

<注意点>

  • 高輝度の液晶と組み合わせて使用する際に、稀に可視角最大値でも液晶の光が漏れてしまう場合がございます。推奨輝度350cd/u(表示器)

【2008年4月9日掲載】

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