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トップメッセージ
TOP MESSAGE

トップメッセージ

「タッチパネルを起点としたソリューション企業」として持続可能な社会の実現に向けて全社で取り組んでいきます。

ディ・エム・シーでは、200種類以上のタッチパネルの標準品に加え、2,000機種以上のカスタム製品を手掛けてきました。お客様のご要望に応えるために、企画の段階から綿密なコミュニケーションを図り、使用する環境・状況に適した製品の開発に努めています。タッチパネルの製造・販売・サポートを通して多くの人々と関わり、ともに成長していくことを目指しています。

産業機器の分野で安定成長

ディ・エム・シーが手掛けるタッチパネルは、工場などの産業現場から街中のデジタルサイネージなど暮らしに密着したさまざまなシーンで使用され、皆さまの安全かつ豊かで便利な生活を支えてまいりました。特に近年は労働人口の減少やインバウンド対応など、社会課題を解決するIoT普及を背景に、インターフェースとして欠かすことができないタッチパネルの重要度はますます高まっています。私たちは、多様化する社会のニーズを俊敏に捉えると同時に、タッチパネルが持つ無限の可能性を形にすることで、さまざまなソリューションの創出に取り組んでいます。創業以来貫いている、お客さまニーズへのきめ細やかな対応を可能にする多品種少量生産、そして長期安定供給第一というビジネスモデルは大きな強みであり、当社が変化の著しい国内の産業機器市場でトップランナーとしての地位を保ち続けられている理由でもあると考えています。

タッチパネルマーケットには、幅広い用途に採用される「抵抗膜方式」と、スマートフォンの普及を背景に爆発的に伸びている「静電容量方式」があり、当社はその両方の製造を手掛けています。中でも大手企業の工場の操作表示機などに使われる「抵抗膜方式」のプレイヤーとして長期にわたる実績と技術力があります。近年需要が急増している「静電容量方式」は、特に大型のタッチパネルに関して競合が少なく、当社に優位性があり、今後も持続できると考えております。

近年、スマートフォンが日常生活に浸透したことからさまざまなシーンでタッチパネルが採用され需要が拡大しており、自動車のスイッチパネルやカーナビゲーションへの搭載において、著しく伸長しています。またタッチパネルの大きなトレンドとして、これまで主流だった指で押す(タッチ)「抵抗膜方式」から、指を移動させる(フリック・スワイプ)「静電容量方式」への移行が進んでいます。“スマホ育ちの世代”が製造現場で働くようになり、産業機器に使用されているタッチパネルにもこうした動きが見られるようになりました。

また、アフターコロナを見据え、訪日外国人などの利便性を格段に高める大型のデジタルサイネージや、駅やレストランの券売機など、マルチリンガル対応の需要増加が見込まれており、我々の製品および高い技術で社会に貢献できる場面はますます増えていくものと考えています。産業分野・福祉分野でも国内の労働者不足を補うためのマルチリンガル対応の必要性が増加しつつあります。

こうした追い風もある中、シーズウェアとの合併に併せて改訂された経営理念では「物心両面が幸福で持続可能な『ワクワクする明日』を追求する」を追求し、「抵抗膜方式」のプレーヤーとして長期にわたり培ってきた技術と実績を「抵抗膜方式」の新製品開発および「静電容量方式」製品の製造や販路にも活かしてまいります。今後もタッチパネル製造を取り巻く環境や俊敏かつ的確に市場変化をとらえ当社の強みをマッチさせた事業を展開していきます。